こんにちは。 谷川です。
今回のテーマは
【美容室が出すDMの目的と1年間に出すDMの例文や来店したくなる仕掛けとは】
です
美容室が出すDMの目的
美容室のDMを出す真の目的とは、
再来店対策です。
お店を忘れさせない。思い出していただく。
このためにDMを出します。
売上を上げるにはどうすればいいのか。
お店によくセールスの電話がかかってきます。
「ホームページを作りませんか」
ホームページを作れば売上が上がるのでしょうか?
作るとお客様が沢山くるのでしょうか?
いくらホームページを高いお金をかけて作っても、中身が伴っていないと集客につながらないし、お客様に見てもらわないと意味がありません。
それよりもしなければならない事が、出来る事があります。
今すぐにお金をかけずにやれることは沢山あります。
まず取り組むべきは
再来店対策です。
失客を減らし、年間の来店回数を増やすだけで前年対比20%は確実に上がります。
今来店されているお客様の来店回数が減ることなければ売上は落ちないです。
新規のお客様が月に1人でも失客しなければ絶対に売上は減らないですよね。
「そんなことは分かっているわぁ~」と言われますが実際はどうですか。
重要なポイントは技術力や接客力だけに左右されない仕組みを作ると言う事です。
方法は沢山あります。
この方法を上手く、絶妙のタイミングで、最速で結果がでる具体策を教えます。
1年間に出すDMの販促活動のタイミング
・DMの作り方、出し方、タイミング
DMを作ると言っても種類があります。
だす相手があります。例えば新規客としばらく来られていないお客様、
よく来て下さる既存客では出すのでは内容も違えばタイミングも絶対に違います。
ここ大切です。
まず既存客から取り組みましょう。
年間で既存客のお客様には平均何回来てほしいですか?
3回?4回?5回?最低でも4回来てほしいとしましょう。
年に4回という事は3ヶ月来店がなかったら失客という事になります。
そろそろ来るだろうと思いほったらかしになってませんか。
それぞれのお客様には来店サイクルがありますが、3ヶ月に1回来てほしのであれば対策が必要です。
年間4回以上来て下さるお客様には暇な月
(1月・2月・5月・6月・9月・10月)に来店いただけるようなDMを作ります。
なぜかと言うと暇な月は常連のお客様に助けていただこうと考えます。
閑散期ですので普段できないようなオススメメニュー・新しいメニューをお試し価格で誘致したり、特別メニューのような希少性の高いものや年代別お悩み解決メニューを分けてお知らせします。
必ず2ヶ月の期限を設けて出します。
出す月は1月・5月・9月です。
これで暇な月の売上は前年対比アップします。
DMの作り方、出し方、タイミング
年回来店回数の4回以下のお客様には繁忙期に出します。
(3月・4月・7月・8月・11月・12月)
これも2ヶ月の期限を付けて3月・7月・11月に出しましょう。
なぜかと言うと人が動く時期、髪をさわりたくなる時期、多くのお客様がいろんな行事があり、人と会う機会が多いからです。
そんな時、女性は髪の事を重視するからです。
特に3月に髪型を変えると来店回数が増える傾向にあります。
ではどんなDMをだせばいいのか。
この方々には来店周期のUPと単価UPが目的なので、サブメニューで時間のかからないメニューを作りクーポンを付けて出しましょう。
ボリュームアップ、ボリュームダウン系のトリートメントなどが良いでしょう。技術メニューをされた方に限りますの文言も忘れずにいれておきましょう。
通常○○円→なんと特別価格○○円。
季節のお便り感が出ている感じのDMを作ります。
そうするとあざとい感じがなくなります。
1年間に出すDMのタイミングや内容の例
DMの作り方、出し方、タイミング③
しばらくご来店のないお客様には繁忙期に出します。(3月・4月・7月・8月・11月・12月)
これも2ヶ月の期限を付けて3月・7月・11月に出しましょう。
これもまた人が動く時だからです。
古いカルテを見直して、お客様がもらって嬉しいメニュー(カット・パーマ・カラーなどの柱となる技術メニュー以外をプレゼントしちゃいましょう。
失客の掘り起こしツールとして使うので値引きではなくプレゼント系です。
来て下さるだけでプラスの売上です。そのお客様を次につなげていけば更なる売上UPです。
DMの作り方、出し方、タイミング④
新規のお客様にだすDMはお礼状になります。
手書きで書くようにしましょう。
なぜ手書きかと言うと、より絆を深めることができるからです。
他のDMは手書きであろうが、パソコンで作ろうがかわりがないことが実験の結果が出ていますが、新規のお客様のお礼状は手書きが喜ばれます。
感謝もしていただけます。
そして来店から一週間後に届くようにしましょう。
書くのは当日でないと、その日の話を忘れてしまうのでその日に書いて、お客様が店のことの記憶が薄くなった頃や、自分でのスタイリングに慣れてきた一週間後がベストです。
内容は会話に出てきたプライベートな会話を必ず入れて、感謝の気持ちを伝えましょう。