こんにちは。
谷川です。
今回のテーマは
【美容室経営で新規のお客様を増やさずに客数を増やす3つの方法】
です。
美容室経営で新規のお客様を増やさずに客数を増やす3つの方法
多くの美容室経営者は、
お客様を増やしたいと考えています。
しかしながら、お客様を増やすにあたり、
客層を調べる必要があります。
客層について
どのお店でもこれぐらいの割合だと思われます。
お店に1年間の間にご来店いただいたお客様で、
①VIP客
お客様全体の10%ぐらいの絶対に失客してはいけないお客様です。
客単価も高く、来店頻度も多く、お店の売上に最も貢献していただいています。
売上の45%を占めています。
VIP客についてはこちらでも紹介していますので、是非ご覧下さい。
②常連のお客様
VIP客ほど来店頻度は多くありませんが、客単価が高いお客様です。
お客様全体の20%ぐらいです。売上の30%を占めています。
よく「8:2の法則」と言われていますが、
①と②のお客様で売上の75%を占めています。
③顧客
全体の30%のお客様
④未定着客
全体の40%のお客様
この、
③と④のお客様で、70%を占めています。
売上の貢献度は少なく売上全体の25%です。
そして、
④の未定着客層の80%のお客様が、
年間に1回のお客様であったり、
1回しかご来店しなかったお客様です。新規でご来店されてから1度もリピートのないお客様です。
①~④のお客様がお店を1年間支えているのです。
美容室経営はリピートが1番大切な業界です。
それについては、こちらでも紹介していますのでご覧下さい。
美容室には他にもお客様がいます
1年以上ご来店のないお客様、
失客しているお客様です。
1年間のご来店いただいたお客様は、
既存客
1年以上ご来店のないお客様は、
過去客
となります。
1.過去のお客様にもう一度利用していただく。
過去のお客様を呼び戻す方が、新規集客よりコストはかかりません。
DMを作成し、プレゼントを用意して、
3月・7月・11月に出しましょう。
なぜこの月が良いのかはここで説明しています。
ご覧下さい。
2.未定着客のお客様に年間あと1回利用していただく。
年間来店回数が1度のお客様が多くいます。
お店のカルテを100枚無造作に取り出して調べて見ていただくと良く理解していただけます。
この未定着のお客様にもう1回、ご来店いただくのです。
新規のお礼状を出したり、ニュースレターを出したりして、
お客様との接触頻度を上げていきましょう。
3.既存のお客様を減らさない
VIP客を1人失客すると、
何人の新規のお客様に該当するのでしょうか?
1年間で10回ご来店頂けるお客様が失客してしまうと、
10人の新規のお客様を集めなければなりません。
何よりも既存のお客様が減らなければ、売上は下がることはありません。
まとめ
1.過去のお客様にもう一度利用していただく。
2.未定着客のお客様に年間あと1回利用していただく。
3.既存のお客様を減らさない
この3つをしっかりとやっていくと、新規のお客様を集めなくても客数を増やすことが出来ます。
実客数が増えなくても、のべ客数は増えます。
お店の客層を調べて、分析します。
そしてアプローチを変えることで、客数を増やし、売上を上げる事が出来ます。