こんにちは。
谷川です。
今回のテーマは
【田舎の小さな美容室が利益をあげるために必要なこと】
です。
田舎の小さな美容室が利益をあげるために必要なこと
美容室経営において大切なのは、
客単価
リピート率
集客
です。
今回は田舎の美容室についてお話します。
田舎の美容室が1番大切にしなくてはならないのは
ズバリ、
客単価です。
客単価が5000円~6000円なら今後は上げていかないと、
田舎の美容室経営は苦しくなっていきます。
何故なら、
田舎は人口が減少してきています。
この先、都市部に人口が集中し、田舎は人口が減少します。
そして、美容室も飽和状態です。
私が住んでいる田舎でも5万人に満たない所にもかかわらず、美容室は50件以上あります。
と、言う事は、
集客は難しいと言う事です。
これから美容室を開業する方は運転資金を蓄えていないと大変です。
新規開業する美容室は、初めはお客様を集めることから始めなくてはいけませんが、初めから安い単価でやりはじめたり、オープン記念で値引きをたくさんしてしまうと、後々大変なことになります。
初めから単価を意識した戦略を考えるべきです。
田舎の美容室はほとんどの場合、1人営業、もしくは5人以内の小規模美容室です。
例えば、1人で営業をしたとします。
1日でこなせる客数は5人が限界で、
カラー&カットで2時間かかったとすると、お客様5人で10時間です。
8時間営業を考えるならお客様4人しか出来ません。
しかも、毎日4人~5人のお客様を集客するのは結構大変です。
25日営業するとして月に100人から125人。
このお客様が3ヶ月に1度の来店サイクルだったとします。
と言う事は、
375人以上の実客数が必要です。
これも100%の再来店率があっての話です。
・1人で1日4人のお客様で客単価5000円の場合1日の売上が2万円。
25日営業、月の売上が50万円。
・1人で1日5人のお客様で客単価5000円の場合1日の売上が2万5千円。
25日営業、月の売上が75万円。
客単価5000円で営業している美容室の限界になります。
田舎の美容室では、
集客が難しくなっている。
こなせる客数には限界がある。
こうなってくると、
客単価を上げる
と、なってきます。
客単価を上げる
ただ、
客単価を上げると言う事は、値段を上げれば良いと言った簡単なことではありません。
値段を上げるには、前からしっかりと準備を進めていけなければお客様は、ただの値上げと感じ、離れてしまいます。
今、豊富なお客様で毎日お客様に追われている状態であれば、1つの方法ではありますが、
今後、集客に困ってくるのですから、値上げではなく、
客単価を上げる方法を考えていかなくてはいけません。
客単価を上げることについてはこちらの記事も読んでみて下さい。
まとめ
田舎は人口が減少してきています。
この先、都市部に人口が集中し、田舎は人口が減少します。
そして、美容室も飽和状態です。
これらのことから、
カウンセリング・アフターカウンセリングをしっかりとし、
セットメニューを作り、
新しい施術メニューを考えて、それらをきちんとお客様にお伝えしていきます。
お客様の客単価を上げるのは他にも方法は沢山ありますが、
まずは、この3つをやっていくだけで、
客単価は絶対に上がります。
毎日の1つ1つ積み上げていくようにやっていく事が大切です。